井上康の「おろしや国酔夢譚」
おろしや国酔夢譚

こんにちは。

せき不動産です。

暑いです。

東京の梅雨はどこに行ってしまったのでしょうか。

水不足にならないのか、気になります。

こういう暑いときに読みたいのが、井上康の「おろしや国酔夢譚」。

映画にもなりましたね。

江戸時代の伊勢の船乗りたちが漂流の末に流れ着いたのが、ロシア極東の地でした。

その後ロシア政府の命により、何年にもわたって国内を移動するうちに仲間が病気などで一人また一人と減っていきます。

16人の船乗りの内、再び日本に戻ってこられたのはわずかに…。

船頭の大黒屋光太夫の必ず帰国するのだという不屈の思いとリーダーシップを、ぜひ読んで感じていただければと思います。