こんにちは。
JR蒲田駅のすぐそばの大田区役所の2階にジオラマがあります。
かつて海老取川の東にあった羽田三町の復元模型です。
毎日多くの飛行機が離発着する羽田空港には、かつて羽田鈴木町、羽田穴守町、羽田江戸見町の三つの町があり、日本が太平洋戦争に敗れるまでは3,000人ほどの人が住んでいたそうです。
穴守稲荷神社もそこにありました。
敗戦後の昭和20年9月21日、突然GHQは三町の住民に対して48時間以内の退去を命じました。
そしてGHQは接収した三つの町をブルドーザーで壊し、もともとあった空港を拡張したそうです。
その後空港は昭和27年に日本に返還され、羽田空港となりました。
羽田三町の復元模型は完成当初は別のところにあったそうですが、現在は大田区役所の2階の廊下の突き当りにあります。