東京湾の第一海堡です。
 神奈川県側から見た第一海堡

こんにちは。

ハイホー、海堡。

せき不動産です。

昨日に引き続き今日も東京湾の人工島の要塞、海堡(かいほう)についてお伝えしようと思います。

海堡は明治時代から大正にかけて首都東京防衛のため、東京湾の要塞化が図られて建設されました。

砲台を設置するのが目的です。

第一海堡

第一海堡は千葉県の富津市に所属しています。

富津岬の沖に建設されました。

明治14年に建設が始まり、32万の人夫により明治23年に完成しました。

海堡は地上の砲台だけではなく、地下通路によってつながっていたようです。

東京湾の第一海堡です。

波浪の浸食により崩落しそうな砲台もあります。

太平洋戦争後は要塞の無力化のため、アメリカ軍により中央部が破壊されたそうです。

現在は財務省の所轄のため一般の人は立ち入ることができません。

江戸時代より東京湾要塞化の計画があり、技術の粋を集めて建設された海堡。

お台場も人工島で砲台ですが、東京湾の入り口に作られた第一海堡、第二海堡、第三海堡はあまり知られていないかもしれませんね。

東京湾の第一海堡です。
砲台
東京湾の第一海堡です。
崩落
東京湾の第一海堡です。
浸食されている