こんにちは。
お元気ですか?
今日から8月です。
多摩川の河口近く羽田にひっそりとある弁天神社をご存じですか?
玉川弁財天です。
多摩川の河口近くの土手の下に玉川弁財天があります。
歌川広重の浮世絵「江戸近郊八景の内 羽根田落雁」の中央にお社が描かれていますが、これが江戸時代の玉川弁財天なのだそうです。
太平洋戦争後、敗戦国となった日本はGHQの占領下に置かれます。
そしてGHQの命令により海老取川より東に住んでいた羽田の三つの町の住民は48時間以内の強制退去を命じられました。
その際に弁財天も移転を余儀なくされます。
そして移転した先が多摩川沿いの、もともと水神社のあったところでした。
現在の玉川弁財天はお正月の「羽田七福いなりめぐり」の御朱印集めのコースの中に入っています。
弁財天の本殿の龍の装飾は目が大きくてかわいい顔をしています。
謎の三角形の飾りもついています。
こうして現在の弁財天は多摩川の河口近くに鎮座しています。
玉川弁財天
大田区羽田6-13-8
京急空港線 天空橋駅より徒歩14分