多摩川の干潟に住むコメツキガニです。
コメツキガニ

こんにちは。

お元気ですか?

せき不動産です。

オリンピックの延期が決まりましたね。

さて、多摩川の干潟を題材としたドキュメンタリー映画2作、「東京干潟」「蟹の惑星」。

「蟹の惑星」は多摩川大師橋付近の干潟に住む蟹の映画です。

長年多摩川の干潟の蟹を観察、研究されている方が登場します。

会社を定年退職後に蟹の研究を始められたそうです。

それがまたびっくりするほど膨大な研究データをお持ちなんです。

蟹って本当に不思議な生態をしています。

そんな蟹たちを大画面の大迫力で見ることができる映画です。

多摩川干潟の蟹

多摩川の干潟の砂地に住むコメツブガニです。

多摩川の干潟で「蟹の惑星」にも出てきた、コメツキガニを見つけました。

干潟の中でも砂地に住む蟹だと映画の中でも言っています。

砂地に小さな穴が開いています。

じっと見ていると、穴から1センチほどの小さな蟹が出てきます。

コメツキガニです。

砂の中の珪藻を餌にしているそうです。

砂ごと珪藻を食べ、砂は排出します。

その排出された砂が小さな団子状になり、巣穴の周りに散らばっています。

砂の団子を吐き出すコメツキガニです。
砂の団子を吐き出す

蟹には蟹の役目があり、干潟を豊かな環境に保っているようです。

その蟹たちも近年は数が減ってきているそうです。

去年の台風19号では多摩川も大変増水しましたが、蟹たちはどうなったのでしょうか?

無事だったのでしょうか?

それがわかるのもこれからなのかもしれません。

「東京干潟」「蟹の惑星」ぜひDVD化してほしいですね。