紅緑段紗綾形桜花文様唐織という能衣装です。

こんにちは。

せき不動産です。

今日は雨が降って寒いですね。

明日からまた晴れるようですが。

テレビの天気予報のコーナーでは、桜の開花予想をしていました。

再来週あたり開花するところが多いのでしょうか。

今日は桜は桜でも、能の衣装の桜です。

紅緑段紗綾形桜花模様唐織

(こうりょくだんさやがたおうかもようからおり)

江戸時代の能の装束です。

若い女性の役の衣装のようです。

全体に桜がちりばめられています。

紅色、緑色が段になっていて、紗綾形(さやがた)という紋様が入っています。

桜が青、白、赤、黄など色とりどりなのです。

桜の花を淡いピンクだけで表現するのではなく、自由な色で表現していることに感心します。

抜群のセンスですね。

江戸時代の日本人の色彩感覚、発想力はとても自由だったのだな、と思わされます。