こんにちは。
お部屋の絵シリーズです。
みなさん、お家で読書されることはありますか。
今回は、
西川祐信(にしかわすけのぶ)は、江戸中期の浮世絵師です。
京都の人で、美人画を得意としたようですよ。
この絵では、二人の女性が部屋の中で本を読んでいます。
文字を読むことができるということや、部屋の襖の様子、二人の着物からすると、裕福な家の人たちなのでしょう。
一人が畳に肘をついて真剣に本を読んでいます。
眉間にしわが寄っています。
もう一人がその女性に寄りかかって上から本をのぞき込んでいます。
甘えん坊さんなのでしょうか。
寄りかかられて、重たいはずなのに。
それでも本に熱中している二人です。