熊本城内で見つけた寄生植物のやどり木です。
熊本城内

こんにちは。

お元気ですか?

せき不動産です。

先日のブログで熊本城の復旧の様子をお伝えしました。

熊本城内のこの画像、櫓(やぐら)の隣の塀が崩れ落ちていますが、今日は手前に写っている木にちょっとご注目ください。

やどり木

熊本城内で見つけた寄生植物のやどり木です。

この木、葉が枯れているところと緑色の葉が丸く付いているところとがありますね。

緑色のボール状の部分はやどり木なんです。

やどり木は寄生植物です。

葉がないのが宿主の木です。

やどり木は宿主の木に根を張って水分や栄養を吸収します。

自分でも光合成をするそうです。

やどり木の実を鳥が食べて運び、フンといっしょに種を出します。

やどり木の種はとても粘り気があるので、木の表面につくのだそうです。

今は冬で宿主の木の葉が枯れ落ちたので、常緑樹のやどり木が目立って見えています。

ヨーロッパでは古くから神聖な木とされてきたそうですよ。

クリスマスリースにも使われるみたいですね。

せき不動産はやどり木のことを高校の校長先生に教えてもらいました。

校長先生が生物の先生だったので。

冬はやどり木を見つけやすい季節です。

どこかでやどり木を見かけたら、

「あ~あれがやどり木か~」

って、すぐわかりそうですね。

熊本城を築城した加藤清正です。
熊本城を築城した加藤清正