こんにちは。
劇場版の「銀河鉄道999」が、松本零士先生追悼でYouTubeで期間限定で無料配信されていました。
ネタバレ注意です。
いろんなテーマが詰め込まれていると改めて思いましたが、気になったのがメーテルと母親との関係です。
メーテルの母は機械帝国の女王プロメシュームです。
プロメシュームは娘のメーテルを使って自分の欲望を満たそうとしており、それを邪魔立てするものは娘であっても永遠の苦しみを与えてやらねば気が済みません。
毒親と言ってよさそうです。
メーテルはそんな母に表面上は服従するように振る舞いながら、父親と組んで、母親の野望を打ち砕くべく密かに行動しています。
メーテルはいざ母親と対峙する場面になると、固まってしまって対抗することが出来ません。
そこで鉄郎が手を貸して機械帝国破滅のきっかけを作り、メーテルを連れて脱出を図ります。
メーテルは毒親の手から逃れるためには鉄郎の助けが必要だったのでしょう。
母親から解放されて、メーテルは本来の自分を取り戻す旅に出ます。
毒親からの自立、というテーマもあるのかなと、そんなふうにも見えてしまいました。