羽田の祭りの弁天橋の大漁旗
弁天橋

こんにちは。

せき不動産です。

昨日は働きアリのうちまじめに働くのが2割で、あとの8割のアリは普通のアリと怠け者のアリだというお話をしました。

そしてまじめなアリだけを集めた集団をつくると、その8割は働かなくなるのでした。

その続きです。

 「そしてそれは、人間の世界でも同じです。ある企業で、各課からエリート社員を引き抜いて特別プロジェクト・チームをつくりました。各課のナンバー・ワンばかりを集めて十二人のチームをこしらえたのですがそのチームが発足したとたんに、二人が落ちこぼれになったそうです。

 ということは、二割の優秀な社員をつくるためには、八割の怠け者の社員を必要とします。八割の怠け者がいなければ、二割は優秀になれないのです。

(中略)

 これがご縁の世界のあり方です。

(中略)

ご縁の世界においては、機能価値は相対的に変化します。勤勉な人間のほうが怠け者より機能価値が高いように思われますが、その機能価値は他者との縁によって一時的に付加されているものであって、絶対的なものではありません。

それに、怠け者がいなければ勤勉家もいないのだから、怠け者の存在も重要です。怠け者の存在が勤勉家より劣るというのはまちがっています。」

色々と考えさせられます。

世界の人口は5億人でいいと考える人たちは、こういうご縁の世界をどう考えているのでしょうかね。

アリよさらば