こんにちは。
せき不動産です。
ひろさちや著「『狂い』のすすめ」からの一節をご紹介しましょう。
「アリという動物はそれほど勤勉ではないそうです。アリのうちまじめに働いているのは約二割で、残りの八割は怠け者だそうです。いや、もっと正確に言えば、二対六対二の比率になります。ものすごく勤勉なアリが二割で、六割が普通、残りの二割が怠け者です。それで、六割の普通のアリを怠け者のグループに入れると、二割が勤勉で、八割が怠け者になるわけです。
さて、次に勤勉なアリばかりを集めて新しい集団をつくります。すると、それまで勤勉に働いていたアリの八割が怠け者に転ずるそうです。依然として勤勉に働くアリは二割しかいないのです。
逆に怠け者のアリばかりを集めて集団をつくる。すると、そのうち二割のアリが勤勉家に転じます。残りの八割は、依然として怠け者なんですね。
アリの社会もご縁の世界になっているわけです。
とすると、勤勉家・怠け者というのは、そのアリの特性ではなく、ご縁によって勤勉家になったり、怠け者になったりするのです。」
ちょっと驚きませんか?
アリのうちまじめに働いているのが2割だなんて。
あとの8割はうろうろしているみたいです。
この続きはまた明日。