こんにちは。
先日、書店で大田区の昔の写真を集めた本を見ました。
(立ち読みしてもいい、見本があったのです)
大田区各地の古い写真が載っていました。
呑川沿いの風景の白黒写真がありました。
それを見るとかつての呑川沿いは海苔を乾燥させる干場だったそうです。
両岸にはたくさんの簀(す)が立てかけられ、四角い海苔を乾燥させています。
今の呑川からは想像もできません。
大森や糀谷近辺の海は栄養豊富で海苔の養殖に適していたのです。
その海苔養殖も昭和30年代に終わってしまいました。
今度ご飯と海苔を食べるとき、あの白黒写真の呑川を思い出しそうです。
呑川もだんだんと秋の気配を濃くしています。
もうすぐ渡り鳥もやってきそうです。