こんにちは。
録画しておいた「刑事コロンボ」を観ていました。
今回の犯人は料理評論家で日本料理にも詳しく、ふぐ刺し用のフグ毒を使って殺人を企てます。
ところがフグとして画面に映ったものは、どう見てもしぼんだハリセンボンでした。
当時のアメリカ人にとっては、フグとハリセンボンを見分けることは難しかったのかもしれません。
犯人は切り開いたハリセンボンの肝から毒を取り出し、ワインに混入して人を殺してしまいます。
でも本当はそれはハリセンボンでフグではないので、「死なないよっ」と、思っちゃいますよね。
ところで、いま神奈川県の海岸にはカツオノエボシが漂着しているところがあるそうです。
クラゲの仲間であるカツオノエボシは水色のぷにぷにグミのような見た目をしていますが、触手には猛毒があります。
かわいい見た目ですが、怖いヤツです。
もし見かけても触ったりしないようにしましょう。
良さげなものに毒があるというのは、よくあることです。
楽しい夏を過ごしていただきたいものです。