こんにちは。
見ざる聞かざる言わざる。
三猿(さんえん)です。
日興の東照宮のものが有名ですが、さまざまなところにあるようです。
意味としては、自分や他人に都合の悪いことは、見ない、聞かない、言わない、ということですね。
生きていくための智慧だそうです。
これは日本独自のものではなく世界中にあり、日本へはシルクロードを伝わってやってきたのだそうです。
言葉の使いかたとしては、例えば、誰かが靴を脱いだ時にその靴下に穴が開いていた…
そんな時はそっと見なかったことにしましょう。(お互いさまですからね)
そして自分の胸にしまっておきましょう。(言っちゃダメです)
まさに、見ざる聞かざる言わざるです。(聞いてないけどね)
でも、時には、しっかり見て、よく聞いて、はっきり言う、そんなことも必要ですね。
何事も自分でよく考えて判断する、そんな習慣を持ちたいものです。
ちょっと調べればすぐにわかる真実もあるものです。