こんにちは。
7月28日は土用の丑の日です。
江戸時代、夏にはうなぎの売り上げが落ちることから、うなぎ屋のために土用の丑の日にうなぎを食べようというキャンペーンを始めたのが平賀源内だというのは有名ですね。
平賀源内と言えばうなぎとエレキテルですが、それだけじゃないみたいです。
平賀源内は土用の丑の日だけでなく、様々なものを売り込むのが上手だったようです。
東急多摩川線の武蔵新田駅に近い新田神社にも平賀源内は関係しています。
新田神社は破魔矢発祥の神社ですが、破魔矢のもとを作って売り出したのが平賀源内なのだそうです。
御祭神の新田義興公の墳墓に生える不思議な竹で作った「矢守」には厄除招福、邪気退散の御神徳があると人々に勧めました。
人は厄除とか招福とか邪気退散と言われると弱いですが、昔も今もそうですね。
平賀源内のキャッチコピーは江戸時代の人々の心をつかんだようです。
さらに平賀源内は新田義興公の悲劇の生涯を題材にして、歌舞伎や浄瑠璃の芝居「神霊矢口渡」を作ったそうです。
プロデュース能力に長けた源内にオリンピックのプロデュースもやってもらえたら良かったですね。
多才な平賀源内ですが、晩年は勘違いからカッとなって人を殺してしまい、そのため獄死してしまったようです。
うーん、やはり短気には気を付けなければいけませんね…。