こんにちは。
お元気ですか?
冬になったら日本にやってくる渡り鳥にユリカモメがいます。
小さいカモメです。
ユリカモメは東京都の鳥になっていますし、新橋から出ているモノレールもゆりかもめといいますね。
伊勢物語の中で東国に来た在原業平がみやこどりと呼んだのもこのユリカモメのようです。
それほどまでにユリカモメは昔から身近な鳥です。
ユリカモメの若い個体はくちばしと足が鮮やかな赤い色をしているのだそうです。
冒頭の画像も若い個体と思われます。
冬は頭は白く、耳のあたりに黒い斑点があります。
夏羽になると頭が黒くなり、目のまわりが白く残ってユーモラスな顔になります。
例年ユリカモメの群れが多摩川の河口付近に多数飛来します。
ところが今年はなんとなくその数が少ないように思います。
飛来してはいますが、いつもとは全然違います。
多摩川の河口だけでなく、京浜運河にも毎年ユリカモメが多数飛来しているのですが、先日は一羽も見かけませんでした。
たまたまその日だけいなかったのでしょうか。
ユリカモメの少ない冬はちょっと拍子抜けです。