こんにちは。
お元気ですか?
映画お好きですか?
今度、手塚治虫の漫画「ばるぼら」が映画化され、公開されます。
監督は手塚治虫の息子の手塚眞です。
「ばるぼら」は大人向けの漫画です。
手塚治虫が1970年代に「ビックコミック」に連載したのだそうです。
そんな前の作品だったんですね。
謎の女、ばるぼらと出会い、破滅していく流行作家。
全編がおどろおどろしく退廃的な空気に満ちています。
それが息子の手塚眞によって映画となりました。
ばるぼらに引きつけられる作家の美倉洋介を稲垣吾郎が演じます。
フーテンの少女ばるぼらを演じるのは二階堂ふみ。
バルボラの母親のムネーモシュネー役の渡辺えりがそっくりで再現度がすごく高そうです。
ちなみにムネーモシュネーの外見はあの有名な古代の「女性裸像」ですが、こういうところにグッとくるキャラクターを持ってくる手塚治虫は本当にすごいと思います。
手塚治虫の大人向けの漫画はグロテスクで残酷なところもありますが、古さを感じさせません。
読み応えがあります。
初めて知ったのですが、「ばるぼら」の映画のチラシを見ると稲垣吾郎は左利きなんですね。
万年筆を左手で握っています。
映画「ばるぼら」は11月20日(金)より全国で公開されます。