こんにちは。
お元気ですか?
昆虫好きですか?
先日大田区のとある公園で、セミの鳴き声がしていました。
ちょっと変わった鳴き方をしていたので探してみると、そこにはカマキリに捕まったアブラゼミがいたのでした。
アブラゼミがカマキリに捕まってしまって、必死にもがいて逃げようとしていました。
鳴き声もいつもと違って、ギャーギャー泣きわめくといった感じです。
必死に羽をばたつかせて逃げようとしていますが、カマキリにがっちり捕まってしまって逃げられません。
すごい力です。
カマキリの羽に2か所白い点があることから、ハラビロカマキリと思われます。
カマキリはアブラゼミを頭から食べようとしているようでした。
まさに弱肉強食です。
カマキリというと交尾の後、メスがオスを食べてしまうと思われていますが、実際は食べない場合のほうが多いのだそうです。
でも、メスがオスを食べた時のほうが産卵する卵の数が多くなるのだとか。
う~ん、オスにとってはどっちがいいんだろうか。
カマキリはこれから秋になると交尾して卵を産みます。
卵はそのまま冬を越し、春になると小さなカマキリたちが孵ります。
近年中国からやってきたといわれる、ムネアカハラビロカマキリという特定外来種のカマキリがいるそうです。
ハラビロカマキリと似ていますが、サイズが大きくて胸のあたりがオレンジ色をしています。
この外来種のカマキリが日本のハラビロカマキリの生息を脅かしているそうです。
困ったものです。
そして、カマキリに寄生する寄生虫として有名なのが、ハリガネムシですね。
知る人ぞ知るあの長ーい寄生虫です。
ハリガネムシはカマキリを乗っ取ってコントロールし、自分たちの繁殖のために水辺へと行かせるのです。
あんなのがカマキリのお腹の中に住んでることがあるなんて、マジでビビります。
気になる方はYouTubeで動画を検索してみてください。
みんなみんな 生きているんだ 友達なーんーだー♪