こんにちは。
お元気ですか?
スタジオジブリの高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」を観ました。
高畑勲監督の遺作となった映画です。
「かぐや姫の物語」は日本最古の物語「竹取物語」を元にしています。
観始めるとすぐ高畑監督の絵本のような世界に引き込まれます。
絵本のようでありながらリアルです。
特に髪の表現がリアルです。
このお話のかぐや姫は自由な感情表現を大事にする、ちょっと現代的な女性です。
子どもだったかぐや姫が少しずつ大人になっていきます。
高貴な身分の貴族たちに求婚されますが、かぐや姫にはそれが受け入れられません。
キモイとさえ感じてしまっているようです。
ものとしてかぐや姫を所有したいだけなのです。
特に御門が一番気持ち悪いです。
現代的感覚と封建的な感覚とのギャップにかぐや姫は苦悩しているようです。
かぐや姫が何のために地球にやってきたのか?
それは葛藤しながらも人間らしく生きるため…。
そんなメッセージが込められているのでしょうか?
最終的にかぐや姫は月の世界に帰ってゆきます。
「竹取物語」を平安時代の人が考え出したということが驚異的です。
月の世界に帰っていくときなんか、これは本当はUFOのことなんじゃないか?
と、思ってしまいます。
てゆうか、これはもう宇宙人とUFOでしょ。
と思った映画でした。