こんにちは。
お元気ですか?
今日5月5日は子供の日。
そしてまた不思議な話です。
「奇跡のリンゴ」で有名な青森のりんご農家の木村秋則さんは、不可能と言われていたりんごの完全無農薬・無肥料栽培に世界で初めて成功しました。
成功するまでは大変なご苦労があったようです。
木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」。
阿部サダオと菅野美穂で映画化もされました。
もともとは農薬に弱い奥さんのためにりんごの無農薬栽培を始められました。
そして大変なご苦労をされてりんごの完全無農薬・無肥料栽培に成功されました。
当初はりんごの花が咲かなかったり、大量の害虫が発生して悩まされます。
りんごの木も枯れてしまうかと思われました。
生活は大変に困窮し、田んぼを手放し、人に挨拶しても無視されることもあったようです。
いよいよ万策つきて命を断とうとしたときに、偶然岩木山に生えていたドングリの木を見つけてそこからりんご栽培のヒントを得ました。
岩木山のような土を作ることが始まります。
自分はりんごを育てているのではなくて、りんごが育つ手伝いをしているのだと気づいたのだそうです。
苦労の末に実ったりんごは置いておくと腐ることなく、いい香りを放ちながらしぼんでいくそうです。
木村さんが成功するまでの物語は映画の中でも忠実に描かれています。
ただ映画には木村さんの不思議体験が出てこないのがちょっと惜しいです。
宇宙人や龍がでて来ないんです。
でも木村さんは毎年秋になると「不思議だな」と思うのだそうです。
農薬も肥料も与えないのに、秋になると立派な実をつけるリンゴの木。
土の中の微生物やバクテリアの働きでちゃんと実るのだそうです。
そして恵みを与えてくれる土や虫やバクテリアや自然に対して「ありがとう」という言葉が浮かんでくるそうです。
真っ赤に色づいたリンゴを手にするたびに「不思議だな」と思うのだと。
「奇跡のリンゴ」映画でもぜひお楽しみください。