羽田の船着き場です。
羽田 向こうに見えるのが羽田空港

こんにちは。

お元気ですか?

せき不動産です。

昔の羽田、ご存じですか?

今の羽田空港の敷地内はあちこちで大規模な工事が行われています。

重機が動き回る羽田空港の工事現場でこういうものを見つけました。

歌川広重の描いた羽田

歌川広重の浮世絵「江戸近郊八景
之内 羽根田落雁」です。
江戸近郊八景之内 羽根田落雁

少し前に羽田の工事現場のフェンスに歌川広重の描いた浮世絵のコピーが掲示してありました。

江戸時代末期の浮世絵師の歌川広重。

以前は安藤広重と呼んでいましたが、今では歌川広重と呼ぶようですね。

「東海道五十三次」で有名です。

昔はふりかけの中に浮世絵カードが入っていましたよね。

ふりかけのパッケージを集めて切り取り送って、五十三次全種類のカードをもらった記憶があります。

「江戸近郊八景之内 羽根田落雁」

羽田を昔は「羽根田」と言ったんですね。

鳥が羽を広げたような形をしていたので、「羽根田」と言っていたそうです。

神社の鳥居が見えます。

空を雁の群れが飛んでいきます。

そして沖の方には帆掛け船が。

のどかな風景です。

この場所に国際空港が出来て飛行機がひっきりなしに離着陸し、人がせわしなく行来するようになるなんて、びっくりですね。

羽田の海は宝の海といわれて、豊富な海の幸がとれたようです。

空港の発展と、自然との調和ができるといいですね。