多摩川の六郷水門近くで泳いでいた水鳥です。
六郷水門近く

こんにちは。

お元気ですか?

せき不動産です。 

不動産の所有者が亡くなると(被相続人といいます)、その不動産は配偶者や子供等(相続人といいます)に相続されます。

ただその相続された不動産の登記が、相続人に移転登記されずにそのまま放置されているものが、世の中には一杯あるそうです。

“登記”とは

“登記”をすることで、他の誰か(第三者)にこの土地・建物は私のですよ、侵害できませんよ、と対抗することができる権利です。

相続登記が放置される原因は?

相続登記をしてないからといって、なにか罰せられるということはありません。

加えて、手続きが面倒だったり時間・費用がかかるという理由でそのままにしておいてしまうケースが多いようです。

でも相続登記を放置しておくと・・・

・不動産を売却できません

登記は義務ではありませんが、売却時には登記が必要です (登記手続きには時間がかかりますのでお気を付け下さい)。

・複数で相続していると更に面倒になります

共同で相続した場合、共同相続人の一人が亡くなると、今度はその相続人に権利が移り登記申請が更に煩雑になります(協議をまとめることも難しくなってきます)。

相続登記はなるべくお早めに!

登記には登録免許税がかかりますが、相続登記は売買や贈与による登記と比べると税率が低く済みます(固定資産税評価額×0.4%)

相続登記は自分で行うこともできますが、多くの時間や労力を費やすことを考えると司法書士にお願いすることも一つの手段であると考えます(費用はかかりますが専門家のプロがすべてやってくれるので安心です)。

なるべく先延ばしせず相続登記を済ましておきましょう。