大田区羽田にある五十間鼻の無縁仏堂です。
堤防の上から見た五十間鼻の無縁仏堂

こんにちは。

お元気ですか?

せき不動産です。

羽田空港の入口、多摩川と海老取川が分かれるところに五十間鼻(ごじっけんばな)というところがあります。

多摩川の増水時に濁流が海老取川の向こうの旧鈴木町にぶつからないように、五十間(約90メートル)にわたって石積みの沈床をつくりました。

表面が亀の甲羅に似ているので、「カメノコ」と呼ばれることもあるそうです。

その五十間鼻に小さなお堂があります。

五十間鼻の無縁仏堂

大田区羽田の多摩川にある、五十間鼻の無縁仏堂です。
この日はお堂の扉が閉まっていました

五十間鼻には潮流の影響で昔から漂流物が多く、水難者の遺体も多く流れ着いたそうです。

漁師たちには流れ着いた遺体を大事に扱うしきたりがあり、供養を続けてきました。

大田区羽田にある五十間鼻の無縁仏堂の由来を伝える看板です。

  

今の五十間鼻は釣りをする人がいたり、元旦の初日の出スポットにもなっているようです。

大田区羽田にある五十間鼻の無縁堂を多摩川の干潮時に裏から見たところです。
カメノコから見た無縁仏堂の裏側
左が多摩川、右が海老取川